自家消費時代の有力候補

屋根上に強いトリナの太陽光パネル

自家消費用の太陽光発電設備の導入が進むなか、トリナの太陽光パネルの採用事例が増えている。なぜか。

いま、太陽光発電の自家消費利用が増えている。

蓄電池用PCS(パワーコンディショナ)を製造するYAMABISHIは今年5月、神奈川県の海老名工場に出力162kWの太陽光発電設備と蓄電容量420kWhの蓄電設備を設置し、稼働させた。一切売電せず、発電した電力はすべて工場内で使用している。

同社は、蓄電池用PCSメーカーであるだけに、蓄電池用PCSや同制御装置などはほとんど自前で用意したが、太陽光パネルは外部から調達する必要があった。その際、国内外問わず結晶系から化合物系まで様々な製品を吟味した結果、トリナ・ソーラーの太陽光パネルを選んだという。

開発に携わったYAMABISHI開発部の後藤晃男ディレクターは、「FITを活用しないので20年という期間で考えるのではなく、より長く、安心して使える製品を選ぶ必要があったのです。価格はもちろん重要ですが、品質やコストパフォーマンス、実績、そして稼働後のフォロー体制など複合的に考慮し、トリナさんの製品を選定しました」と話す。