低圧太陽光大手も太鼓判!

ファーウェイのPCSが人気の理由

日本へ投入準備中の住宅用蓄電設備に期待

そんな大松社長が心待ちにしているのが、ファーウェイが日本市場に投入予定の住宅用蓄電設備だ。法人顧客向け自家消費提案のほか、住宅用太陽光発電設備の既存顧客向けに提案できる新商材としても注目しているという。

ファーウェイの住宅用蓄電設備は、定格出力4.95kW、最大変換効率97.8%の高効率ハイブリッドPCSに蓄電容量5kWhの蓄電池を組み合わせたもの。PCSには自立運転機能を搭載しているうえ、質量19㎏と軽量で設置しやすく、最大15kWhの蓄電池を2台まで増設できるのだ。ファーウェイはJET認証を取得する予定で、20年11月にも出荷する。

大松社長は、「現在市場に流通している蓄電設備は高価な製品が少なくありません。価格面を含め、より良い提案ができる製品の発売を期待しています」としつつ、「今後の発電事業は、FIP(フィード・イン・プレミアム制度)などの市場取引に移行します。そこで蓄電設備は市場変動のリスクを軽減する手法として使えるかもしれません。とても注目しています」と語る。

FIT後を見据えた製品開発に期待できる点もファーウェイが人気を集める理由の一つだろう。益々人気が高まりそうだ。

ウェブサイトはこちら