ドイツエネルギー転換の真実

原発の代替電源

太陽光発電を中心にドイツで進む〝エネルギー転換〟の実相に迫る新連載。書き手はドイツ在住の環境アナリスト、西村健佑氏である。第1回は1980年代の黎明期を振り返る。

西村健佑(にしむら・けんすけ)

1981年大阪府生まれ。2005年立命館大学経済学部卒業後ドイツに留学。ベルリン自由大学環境政策研究所で環境学修士を修め、その後エネルギーに関する調査を実施。現在は通訳・翻訳、調査を幅広く手掛けている。

ドイツでエネルギー転換という言葉が登場したのは、1980年に発表されたエコ研究所の報告書が最初だろう。70年代の石油危機後、エネルギー利用の転換が迫られるなか、まず省エネルギー化によるエネルギー消費の見直しが始まった。

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