再エネ発電所ファイル

Vol.75

銘建工業エコ発電所 2号発電設備

集成材製造の銘建工業が本社工場に建てたグループ3基目のバイオマス発電所。2015年に稼働した同社グループの真庭バイオマス発電所と同じトラベリングストーカ方式のボイラーを用いることで不具合時にも迅速に部品を交換できるという。銘建工業は、FITを活用して発電所を開発し、発電した再生可能エネルギー電力の全量を中国電力に24円/kWhで売電しているが、子会社の真庭バイオエネルギーが送配電事業者と特定供給契約を結び、特定送配電事業者兼小売電気事業者として電力を供給できるため、バイオマス発電所の再エネ電力は真庭バイオエネルギーを介して調達、本社工場のほぼ全量の使用電力に充てている。なお、本社工場で出るカンナくずや真庭市内から調達した破砕バークを燃料に使用し、燃料調達費を削減している。

再エネ発電所ファイル を読む

一覧を見る