カナメ
ハゼ式折板屋根用パネル取付金具発売 積雪270cmに対応
同社が発売したハゼ式折板屋根用パネル取付金具。垂直積雪量最大270cmまで対応できる
屋根材メーカーのカナメ(栃木県宇都宮市、吉原正博社長)は2024年8月、ハゼ式折板屋根用の太陽光パネル取付金具を発売した。多雪対応品で、EPC(設計・調達・建設)企業や商社などへ、発売初年度5万個の販売を目指す。
同社は、工場や倉庫などに使われるハゼ式折板屋根用のパネル取付金具を製品化した。北海道や東北地方、日本海側などの多雪地域での利用を想定し、従来品に比べ金具と屋根の接地面積を約4倍に広げた。屋根にかかる積雪荷重の負担を広範囲に分散させることで、垂直積雪量最大270cmまで対応させた。太陽光パネル1枚あたり金具6~10個の設置を想定し、25年度には15万個の販売を目指す。
新製品の寸法は184mm×105mm×103mm、質量は約630gである。
設置イメージ