Products Review

ヤブシタ

蓄電所向け遮音材発売

蓄電所向け遮音材の設置イメージ

空調設備メーカーのヤブシタ(北海道札幌市、森忠裕社長)は2026年5月20日、遮音材を開発したと発表した。系統用蓄電所やデータセンターなどの防音対策品として売り出す。年間売上高1億円超えを目指す構えだ。

同社は、鋼板にグラスウールを材料に用いた吸音材を合わせつつ空気層を設けて専用の遮音材を開発。遮音性能と吸音性能を高め、125Hz帯の低周波音を含む騒音を30dB軽減できる機能を持たせた。再生可能エネルギー関連企業にはグループ会社のヤブシタエネシスを通じて提案する。

防音壁で空気の流れが妨げられると、室外機や冷却設備の排熱を再び機器が吸い込み、機器の能力低下や故障につながりかねない。そこで同社は、騒音の低減だけでなく、排熱の改善や機器停止リスクの回避まで検討し、有効策を提示していく。

同社は、騒音源に応じて4種類の遮音材を商品化した。遮音性能マイナス30dBの上位モデルは2種類ある。厚みを285mmにして低周波帯の騒音も含めて遮音できる最上位モデルと、遮音性能を維持しつつ厚みを210mmにして価格と重量を抑えたモデル。これに中周波の騒音に適した遮音性能マイナス20dBの中位モデルと、最低限の遮音性能を保持した同マイナス10dBの下位モデルがある。価格は税別9万〜38万円。

遮音材は4種類から選べる

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