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パワーエックス【系統用蓄電設備】 高圧、特高で各々製品開発

蓄電設備メーカーのパワーエックスは、出力1.99MW、蓄電容量2700kWhの大型蓄電設備、『メガパワー』の受注を伸ばしている。25年4月1日には港湾運送の上組が兵庫県内で計画している出力13MW、容量5万4840kWhの特別高圧蓄電所向けに蓄電設備20台の受注を獲得。4月4日には不動産販売の和田興産が開発中の高圧蓄電所向けに3台受注したと発表した。最近受注した大型案件は、東京センチュリーとJFEエンジニアリングが開発する北海道の特高案件だ。出力20MW、蓄電容量は7万8970kWhにのぼり、パワーエックスは蓄電設備を32台出荷する予定である。

稼働済みの案件も増えており、直近は不動産開発のオリンピアが4月17日に群馬県太田市内で稼働させた出力1.99MW、容量7404kWhの高圧蓄電所でパワーエックスの蓄電設備が採用されている。

こうした旺盛な受注を受け、パワーエックスは自社製の水冷式蓄電池モジュールを搭載した大型蓄電設備の新製品として、『メガパワー2』と『メガパワーJP』を発売する計画を示した。メガパワー2は現行品と同様の20フィートコンテナサイズながら容量を5000kWhまで増加し、特高蓄電所向けの製品として売り出す。一方のメガパワーJPは日本の道路事情に合った10フィートコンテナサイズの高圧蓄電所向けの製品として販売していく方針だ。

同社はBMS(蓄電池管理システム)などのソフトウェア開発やAIの活用に力を入れつつ、長期の保守・管理体制を強化し、差別化を図る構えである。

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