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RE100電力【蓄電所アグリゲーション】 一次調整力取引に着手
電力小売りやアグリゲーションを手掛けるRE100電力は、需給調整市場取引で先行している。三次調整力②の取引に加え、このほど一次調整力取引を開始。アグリゲーションの技術力やノウハウを高め、他社との差別化を図る狙いだ。
同社は、グループ会社の日本エネルギー総合システムが24年7月に鹿児島県霧島市内で出力1.99MW、蓄電容量8128kWhの高圧蓄電所を稼働させたのを機に蓄電所のアグリゲーションを本格化した。というのも、RE100電力はかねてより電力小売りの需給管理を内製化しつつ、国のアグリゲーション実証事業に参画して〝非FIT〟太陽光発電所のアグリゲーションを請け負ってきたのだ。24年には電力取引市場の価格予測システムに蓄電設備の制御システムを統合し、新たなシステムを自前で構築。需給調整市場取引を軸とする蓄電所アグリゲーションを請け負う体制を整えた。25年3月には関東地方で蓄電所のアグリゲーションを開始。アグリゲーション事業を全国に展開していく構えである。
同社は系統用蓄電所の案件開発を進めている日本エネルギー総合システムと協業し、蓄電所を販売しつつ、継続してアグリゲーションを請け負う事業モデルを展開。すでに開発案件の数は100ヵ所程度まで増やしている模様だ。
日エネグループが運営する鹿児島県霧島市内の高圧蓄電所。このほど一次調整力取引を始めた