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再エネ新常識2026

❸太陽光パネルの進化

AIKOのバックコンタクトパネル

太陽光パネルの常識も変わるかもしれない。ここ数年はn型トップコン技術を搭載した単結晶パネルが主流となっているが、26年はさらなる高出力・高効率化を実現したバックコンタクトパネルの時代が訪れる可能性があるからだ。その先駆者と言えるのが、アイコソーラー(=AIKO)だ。

同社のバックコンタクトパネルはセル単位で出力を最適化する技術など最先端技術が搭載されているだけでなく、雹災による被害の抑制を目的に敢えて厚いガラスを採用するなど長期信頼性にも優れている。いまなお進化を続けており、25年末には新たに太陽光パネル表面の受光面を増やす〝フルスクリーン技術〟を実装し、変換効率が世界最高級の25%台に到達したのだ。同社のパネルは高効率・高出力ゆえに、限られた面積を有効活用できる。屋根上設置だけでなく、地上設置型太陽光発電所でも優位性を発揮するに違いない。

太陽光パネルの技術革新でいえば、薄くて軽いフレキシブルパネルの開発も盛んだ。これまで設置が難しかった耐荷重制限のある屋根上や壁面に取り付けられるもので、日本市場での期待値も高い。

そうしたなか、建築用資材販売のケー・エフ・シーは、フレキシブルパネルの接着工法の提案を強化中だ。裏面に特殊シートをラミネートしたフレキシブルパネルを接着剤で設置するというもので、既存建物への後付け設置も可能である。エフウエイブ製の薄膜シリコン系フレキシブルパネルを採用し、同社との協業のもとで提案を進めている。

同社らが提案している接着工法は、老朽化したインフラ設備などのコンクリートの補強や補修で使う特殊シートを応用しつつ、付着力を強化。独自に開発した繊維質の入った不織布シートによって接着剤との付着面積を広げることで、接着剤の強度が増す特徴がある。接着剤が液体から硬化する過程で滑って落下する懸念があるが、不織布シートが接着剤に追従してコンクリートに張り付き、そのまま硬化する仕組みを講じることでそうした懸念も軽減した。フレキシブルパネルは垂直面のほか、平面や曲面にも貼り付けられるので汎用性が高く、通常の太陽光パネルに比べて軽量で施工性にも優れる。同社は設置制約のある都市部での提案を進めていく構えである。

フレキシブルパネルに貼付層を加工したケー・エフ・シーの『Haru-PV』

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