地方見聞録【九州】

PPA、自己託送に地産地消 非FIT事業モデル続々

九州で〝非FIT〟の再エネ事業が続々と登場した。系統制約や出力抑制の逆風を受け、九州の再エネ企業は早くから〝自立〟に向け準備を進めていたのだろうか。(本誌・川副暁優)

九州7県と沖縄県における2020年度のFIT適用の太陽光発電導入量は、出力10‌kW未満の住宅用太陽光発電が111MWと前年度比13%減少したが、出力10‌kW以上が843.7MWで同12.2%増加し、全体では同8.5%増で推移した。住宅用ではコロナ禍の影響で販売会社の営業活動に一部支障が出た模様だが、FIT適用の未稼働案件が順次稼働し、建設需要は堅調だったとみられる。

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