時代は〝IoPV〟

サンエー

IoT住宅を低価格で提供!配線型家電制御システム『エス・リモス』

照明、空調、玄関錠など一括制御

間もなく、すべての家電製品がインターネットにつながる時代が来る。家電製品を遠隔監視・制御できるのは当たり前で、家庭の電力使用実績や太陽光発電の予想発電量からA(I人工知能)が自動で効率的な家電制御を行うようになるだろう。VPP(仮想発電所)に参画できるなど、電力ビジネスの幅が広がると想定し、今のうちに家庭の電力データ集めを始める企業も多い。

では家庭の電力データをどう集めるか。HEMS(家庭内エネルギー管理システム)を活用するのが一般的だが、現状HEMSには課題もある。エコーネットライトという通信規格を通じて家電製品を管理・制御するのだが、メーカーによって相性があったり、エコーネットライト対応の家電製品は価格が割高だったりする。

そこでサンエーが開発したのがメーカーフリーの配線型家電制御システム『エス・リモス』だ。配線型ゆえ安定性が高く、メーカー同士の相性の不一致もない。エコーネットライト対応していなくともよいため、従来の家電製品も制御できる。現在は、照明、空調、電子錠、そして屋外見守りカメラなどに対応。スマホから遠隔制御できるだけではなく、自動で室温制御する機能もついている。低価格のIoT住宅を提案できるのだ。さらに、いつ家電製品をつけて、消したのかといったデータの蓄積も可能。太陽光発電をはじめとする電力ビジネスの幅を広げたい販売・施工会社などは注目だ。

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