論点❺FITは失敗だったのか
2022年7月で丸10年になるFIT。太陽光発電の大量導入を促した制度ではあるが、負の側面もあった。FITの功罪とは。
国は、電力会社に再生可能エネルギー電力を買取ることを義務付けたうえ、出力10kW以上の事業用太陽光発電に対し、売電単価kWhあたり税抜40円、売電期間20年間という破格の好条件を付けてFITを始めた。6％以上のIRR（内部収益率）が見込め、当時は運転開始期限もなかったため、国内外の投資家や事業者が殺到。太陽光発電を中心に再エネ市場は活況を呈した。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です
