再エネ×デジタル化の現在地

電力使用データは宝の山 デジタル化で進む蓄電制御

デジタル化と相性の良さそうな家電機器。だが、実は制御しにくい。一方で蓄電設備の自動制御が進んでいる。

いまや音声で家電製品を動かすことができるうえ、スマートフォンで外出先から空調設備を運転させることもできる。ただ、いずれも消費者の意思による操作が伴う制御で、自動制御ではない。というのも、電力代を抑えるためとはいえ、夏場に自動で空調が停止し、夜に自然と照明が暗くなることを、消費者は受け入れないからだ。家電製品を自動制御するにも限界があり、せいぜい昼間の電力料金が安い時間帯に電気給湯器で湯を沸かしておくくらいである。

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