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トヨタが再エネ会社を7月設立へ

中電、豊通と共同出資

同社は19年に燃料電池車『MIRAI』の新コンセプトを発表。環境汚染物質を排出しない環境に優しい車として普及を目指している

トヨタ自動車(豊田章男社長)は2020年7月をめどに、中部電力、豊田通商と再生可能エネルギーの関連会社を設立する。新会社では再エネ発電所を保有し、トヨタグループに再エネ電力を供給する計画だ。

トヨタが新会社の発行済株式の50%を保有し、発電所取得などの方針を決める。中電は同40%保有し、発電所の運営に関する技術支援を行う。豊通の株式保有比率は10%で、発電所取得の実務を担う。ただ新会社の資本金は非公表とした。

新会社が保有する発電所は太陽光発電と風力発電が中心だ。発電所毎に特別目的会社を設立する予定である。

トヨタは『トヨタ環境チャレンジ2050』で、自動車の環境負荷低減や、工場から排出する二酸化炭素をゼロにする取り組みを行っている。その一環で再エネ発電事業を推進し、新会社『トヨタグリーンエナジー』の設立に着手した。

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