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シーケンスエナジー、独立型蓄電設備提案強化

太陽光で充電可能

山本耕司社長

蓄電設備を販売するシーケンスエナジー(さいたま市、山本耕司社長)は2020年8月より独立型リチウムイオン蓄電設備の提案を本格化した。太陽光発電で充電できる製品を扱う。太陽光発電設備の自家消費利用を推進していく。

同社は中マックスオーク製の蓄電容量0.5kWh/出力0.3kW、1.5kWh/1kWの2種類の独立型蓄電設備を主に扱う。両製品とも韓LG電子製のリチウムイオン蓄電池を搭載しており、太陽光発電から充電できる点が特徴だ。

同社の山本耕司社長は、「非常時だけでなく、普段から使える設備として提供していく」と話す。10月以降はより大容量で高出力の設備も扱う予定だ。

今後、系統連系型の蓄電設備も売り出す計画。約17kWh/5.9kWの住宅用蓄電設備や約50kWh/20kWの産業用蓄電設備などの販売を検討している。

同社は自治体に太陽光発電設備の自家消費提案も行っている。蓄電設備を組み合わせたり、第三者所有モデルでの事業を企画したりしている。

同社は20年4月に設立、8月より本格的に事業を開始した。

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