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コネックスシステムズ、産業用蓄電設備出荷へ

蓄電設備開発のコネックスシステムズ(京都府精華町、塚本壽社長)が2020年12月にも初めて産業用蓄電設備を出荷することを明かした。10年のメンテナンス契約を併せて提供する。

同社は蓄電容量約73kWh、PCS(パワーコンディショナ)出力30kWのリチウムイオン蓄電設備を開発。三相3線式で給水ポンプや業務用冷蔵庫、大型空調設備などの大型電力機器に対応でき、停電時には疑似連系機能により太陽光発電用PCSをフルに活用できる機能を持たせた。

同社はリチウムイオン蓄電池と鉛蓄電池を組み合わせた独自の『バインドバッテリー』を開発し、住宅用蓄電設備を製品化した。産業用でもバインドバッテリーを使った蓄電設備の開発を進めている。

現在は鉛蓄電池を最終調整しており、まずはリチウムイオン蓄電設備として受注・出荷していく。

リチウムイオン蓄電池の入った本体(右)と鉛電池ユニット(左)。セットでの提供を目指しているが、まずはリチウムイオン蓄電池として出荷する

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