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戸田建設、建設現場に再エネ設備を導入

村田製作所と実証

仮設事務所の屋根に設置した太陽光パネル(写真提供:戸田建設)

大手ゼネコンの戸田建設(今井雅則社長)は2020年4月28日、19年度に引き続き建設現場でのCO2削減に向け、福島県で再生可能エネルギーと蓄電設備を用いた実証試験を村田製作所と実施していくと発表した。

19年度の成果を踏まえ、太陽光発電設備と蓄電設備の新増設を行う。19年度は3件の建設現場の仮設事務所屋根に、それぞれ出力8kW程度の太陽光発電設備を設置し、容量2.3kWhの村田製蓄電設備を1~2台導入した。ある1ヵ月間で使用した電力の55%が太陽光電力によるものだった現場もあったという。

20年度は既存の現場に対する蓄電設備の増設や、新しい現場への太陽光発電と蓄電設備の設置を計画している。蓄電設備の増設に際しては、蓄積したデータの分析により、最適な充放電制御を実証していく。

新規の現場では、19年度に活用した太陽光発電設備の移設も行う。折板葺き屋根と縦ハゼ葺き屋根いずれの形状にも設置できる取り外し可能な金具を開発した。今後は移設費用を削減するために、他の方法も検討していくという。

総事業費は、19年度は1640万円だったが、20年度は3000万円になると想定している。19年度と同様、総事業費の3分の2を県の補助金で賄う。

村田製作所製の蓄電設備(写真提供:戸田建設)

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