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エネチェンジが新電力団体の運営事務局に

〝卒FIT〟オーナーへ情報発信

エネルギー管理を手掛けるエネチェンジ(東京都千代田区、城口洋平会長)はこのほど、新電力会社らの任意団体『卒FIT買取事業者連絡会』の運営事務業務を受託した。FITの売電期間を終えた〝卒FIT〟の太陽光発電設備オーナーへ、電力買取りに関する情報を提供する。

同社は2月3日より、関西電力が卒FITオーナー向けに送付する『買取期間満了通知』に新電力会社のPRチラシを同封する。今後、他の地域でも同様の取り組みを行う予定だ。

現状、卒FITオーナーの情報は大手電力会社しか持っておらず、新電力会社が卒FITオーナーへ直接情報を届けることができない。電力買取りに関して、大手電力会社と新電力会社が公平な競争ができていない。

そこでJXTGエネルギーと大阪ガス、ループの新電力会社3社は、2019年10月に卒FIT買取事業者連絡会を設立した。同団体は卒FITオーナーへ電力買取りなどに関する情報を届けることで卒FITオーナーの選択肢拡大を図る。

エネチェンジが運営事務業務を委託された理由について、エネチェンジエネルギークラウド事業部の塚原宗之マネージャーは、「我々は電力比較サイトを運営している中立的な立場であることが評価された」と説明した。

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