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PVeye 2023年9月号

特集「〝再エネ100〟実現へ 脱炭素企業の創意と挑戦」

脱炭素経営を実践すべく、再生可能エネルギーの導入目標を掲げる企業が増えた。自己託送やコーポレートPPA(電力売買契約)といった新たな再エネ調達法を試みる創意があれば、再エネ関連事業への新規参入を図る挑戦まである。こうした先行者たちの動きは〝再エネ100〟実現への道標となるに違いない。脱炭素企業の創意と挑戦に迫った。(本誌・楓崇志、岡田浩一)

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再エネ調達に本腰

脱炭素企業の現在地

多くの企業・団体が脱炭素化に向け、再エネ調達に本腰を入れている。気候変動対策があらゆる業種や業態の企業に浸透しつつある。

 

太陽光搭載コンテナで建設現場の再エネ化を

個々の建設現場で使用する電力をすべて再生可能エネルギーに切り換える建設現場の〝再エネ100〟は意外と難しい。だが、方法がないわけではない。

 

多彩なPPAに活路

始まった自動車業界の脱炭素化

自動車業界も脱炭素化に力を入れている。PPAが多様化し、再エネを調達しやすくなったため、〝再エネ100〟へ歩みを始めた。

 

ZEH標準化が基軸

建築大手のサプライチェーン脱炭素化構想

建築大手は自ら〝再エネ100〟を目指しつつ、販売する製品である住宅の脱炭素化まで進めている。

 

拡大する再エネ調達法

鍵はオフサイト攻略

脱炭素企業の再エネ調達で鍵を握るのはオフサイト型である。すでにオフサイト型を採用する企業が現れており、さらなる拡がりが期待できそうだ。

 

再エネをつくってつかう!

脱炭素化で商機拡大

再エネとの関わりは、脱炭素化の一つの手段であるが、それだけにとどまらない。商機の拡大に繋がる可能性も秘めている。再エネで新たな事業機会の創出を図る脱炭素企業が出てきた。

 

知見を活かす合理的手法

再エネ企業の脱炭素経営

太陽光発電所のEPC企業や再エネ系の電力小売りも〝再エネ100〟を進めている。知見が豊富なだけに調達手法は合理的だ。

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再エネ企業のための

法人向けEV関連設備提案

EVの普及が進むにつれ、法人向けEV関連設備の需要は伸びそうだ。再エネ企業にとって新商材のひとつとして活用できるかもしれない。EV関連設備の提案法について考察してみる。(本誌・土屋賢太)

  
      

 

出光、レノバらが兵庫で蓄電所建設へ

国内初のプロファイ組成

出光興産やレノバらは、事業の収益を返済原資とするプロジェクトファイナンスを活用して兵庫県内に系統用蓄電所を建設する。系統用蓄電事業のプロジェクトファイナンスの組成は国内で初めて。(本誌・楓崇志)

 

長野県、太陽光発電所開発の条例案公表

10‌kW以上の開発厳格化へ

長野県はこのほど、太陽光発電所の開発に関する新たな条例の最終案をまとめた。許可制を導入するなど開発を厳格化し、不適切な開発行為を規制する方針だ。(本誌・土屋賢太)

         
 
               
       
          
 
 
 
 
         

Vol.88

浜松・浜名湖太陽光東発電所

ゼネコンの須山建設が静岡県浜松市内の東名高速道路沿いに建設した太陽光発電所。須山建設は市内の廃棄物埋立処分場跡地を市から借用して発電所を開発し、自社で運営している。

 

【FIT・FIP事業の事前周知】

24年4月義務化へ

2023年5月末に成立した『GX脱炭素電源法』によって『再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法』が改正された。太陽光パネルの増設ルールが変更されるほか、FITやFIP(フィード・イン・プレミアム制度)の再エネ発電事業に関して地域共生を目的に周辺地域への事前周知が義務化される。24年4月の施行に向け、制度設計の議論が始まっている。

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アーク、北海道電力とPPA会社設立

オフサイト太陽光16MW建設へ

アークが北海道電力とオフサイトPPAの事業会社を設立した。太陽光発電所の開発を加速させる。

 

ブルームバーグNEF、日本のエネルギー見通し試算

脱炭素化に向け系統増強を提言

調査機関のブルームバーグNEFは日本における2050年までの長期エネルギー見通しを試算し、23年7月25日に公表した。脱炭素化に必要な再エネ電源を727GWとし、電力系統への投資が必要と提言した。

 

「事業モデルの転換でV字回復を成し遂げる」

アフターフィット 谷本貫造 社長

太陽光発電所開発のアフターフィットが経営危機から一転、V字回復を目指すという。どのような新構想を描いているのか。経営トップの谷本社長に聞く。

 

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ジンコソーラージャパン

5年連続パネル出荷1位へ

蓄電設備の本格提案開始

太陽光パネル世界大手の中・ジンコソーラーは、2023年上期の日本向けの太陽光パネル出荷量が前年同期を上回るなど好調を維持している模様だ。市場占有率1位を23年も堅持しつつ、蓄電設備の提案にも力を注ぐ方針である。

 

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電巧社、綿半ソリューションズがフレキパネル発売

 

丸紅、浜田と合弁で中古パネル販売会社設立

 

ビッグ・インテック 〝非FIT〟太陽光発電所開発に着手

 

イソフォトンジャパン 〝非FIT〟太陽光発電所開発に本腰

 

NTTテクノクロス、太陽光パネル点検ソフト発売

 

東急不動産ら、最大1500億円の〝非FIT〟再エネファンド組成

国内最大級

 

スペースクール、福岡市とPCS省エネ実証開始

 

メテオコントロールジャパン 太陽光発電所向け発電改善提案開始へ

 

カケフ住建、PCS用架台販売3割増

 

中央電力 自己託送の環境価値買取り開始

 

ケーブルの盗難対策に一役

古河電工、アルミケーブル販売強化

 

アガタ、再エネデータセンター運営開始へ

 

ハンファジャパン 耐積雪補強架台発売

  
           
       
         

「新しい仕事への挑戦は、自身の成長に繋がる」

第二電力 事業本部施工管理課 田中 勇次課長

再エネ関連企業の有望な人材を紹介する本連載。今回はオンサイトPPAを展開する第二電力の田中課長の仕事観に迫る。

 

 

[第50回]

JEPX価格低下の要因

今夏JEPXの取引価格が想定以上に下がった。なぜか。アンプレナジーの村谷社長が解説する。

           

ヤマビシ

産業用ハイブリッド型蓄電設備発売

 

オールパワーズ

フレキシブル太陽光パネル発売

 

サンガ

ラジコン草刈機発売

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世界市況データ(ポリシリコン、ウエハ、セル、モジュールスポット価格)/日本国内における国産太陽光パネル出荷量推移/日本卸電力取引所におけるスポット市場の平均取引価格推移/東証インフラファンド市場における上場銘柄の株価推移/国内太陽光関連企業 決算データ

 

 

再エネ企業の短期経済観測調査

(4〜6月)

太陽光商材、物価上昇鈍化

再エネ関連企業の経済動向の把握を目的に、短期経済観測調査を35社に実施した。太陽光関連商材の価格上昇が鈍化してきた。

 

[千葉市]

政令指定都市の千葉市は、第2回目の選考で脱炭素先行地域に採択された。太陽光発電の導入を軸とした市の脱炭素構想をまとめた。

 

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発刊日 2023年08月25日
定価 1,980円
コード 491080109083301800

PVeye 2024年5月号

機器交換から蓄電池併設まで 徹底解説!太陽光発電所バリューアップ術

発刊日:
2024年04月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年4月号

安定成長に漂う不透明感 オンサイト太陽光最前線

発刊日:
2024年03月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年3月号

過熱する開発競争 蓄電池ビジネスの全貌

発刊日:
2024年02月24日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年2月号

再生可能エネルギー 市場別分析2024

発刊日:
2024年01月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年1月号

飛躍の年になるか 再エネ大予測2024

発刊日:
2023年12月25日
定価:
1,980円

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