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PVeye 2023年11月号

特集「脱炭素新時代を勝ち抜く 強いEPC」

脱炭素新時代を迎えたいま、太陽光発電設備を建設するEPC企業の力量が問われている。求められる技能や役割はどう変化したのか。奮闘するEPC企業の実情に迫り、EPCのあるべき姿を描く。(本誌・楓崇志、岡田浩一)

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京葉ガスとサンヴィレッジ、再エネ発電会社を共同設立

 

脱炭素新時代に入り、大手エネルギー企業と再エネ系EPC企業の協業が活発だ。京葉ガスは2023年10月16日、栃木県のEPC企業であるサンヴィレッジと再エネ発電会社を設立すると発表した。

 

「攻撃こそ最大の防御。850名で年商550億円へ」

エコスタイル 木下公貴社長

EPC事業で年商300億円に迫るエコスタイル。いまや強いEPCへと成長を遂げたが、さらなる事業拡大を目指すという。木下社長が思いを語った。

 

鍵は効率化と低コスト化

EPCの原点であり要

設計は、調達、建設へと繋がるEPCの原点であり、要と言える。鍵は効率化と低コスト化にあるようだ。

 

PPA支給品も選択肢

コスト低減は量の追求

調達のコストを下げるには量の追求しかない。安定調達の観点からPPA業者の支給品を使うのも手だ。

 

工数削減と品質確保を

問われる施工管理力

設計、調達の後は建設である。工数削減によるコスト低減と施工品質の確保がEPC企業の腕の見せ所だ。

 

交渉と協業で商機を掴め

成否を分かつ用地開発

オフサイト型の太陽光発電所の建設では用地の開発力が肝だ。土地開発を制する者がオフサイトを制す。

 

エネテク、EPC業績堅調

25%増の55億円

愛知県の電気工事会社、エネテクはEPCの受注を伸ばし、年商55億円に達した。6月には仙台本社を立ち上げ、全国に展開する構えだ。同社の強さとは。

 

拡大基調の屋根上EPC

対応力・提案力こそ強さ

オンサイト型のEPC企業が増えつつあるだけに競争は激化しそうだ。勝敗を決するのは、対応力や提案力の差かもしれない。

 

ソーラーフロンティア、EPC子会社を本格始動

出光興産子会社のソーラーフロンティアは太陽光パネルの製造からの業態転換を図り、新たにEPC子会社を設立、2023年4月から本格始動させた。

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地方見聞録

【九州・沖縄】

急増する出力抑制

求められる蓄電池提案力

九州では出力抑制量が急増する一方、電力系統の空きが不足しており、再エネ企業の提案は限られている。ただ、ここに来て一部の企業が蓄電池の導入を検討し始めた。蓄電池提案に商機が見込めるかもしれない。(本誌・岡田浩一、土屋賢太)

 

PR企画

拡がる再エネ関連設備!

脱炭素新時代の商材選び

脱炭素社会の実現に向け、再エネ関連設備の導入機運が高まっている。屋根上に置く太陽光発電設備はもとより、蓄電設備やEV関連設備まで活用され始めている。脱炭素新時代は、商材選びが鍵を握りそうだ。

  
      

 

京セラ、電力小売りに参入

太陽光由来の電力に特化

京セラが太陽光発電由来の電力の小売りを始める。脱炭素経営に乗り出す企業へ、自社の太陽光発電設備が生み出す再エネ電力を届ける。製造から電力調達・販売まで手掛け、新たな形で太陽光関連事業を展開していく。(本誌・楓崇志)

 

『促進区域』が限定的に

課題は地域の合意形成

市町村が再エネの導入を促す〝再エネ特区〟として『促進区域』を設定し始めた。ただ、建物の屋根上に限定するところが多い。脱炭素化に向け、課題が浮き彫りになった。(本誌・土屋賢太)

         
 
               
       
          
 
 
 
 
         

Vol.90

ひっぽ復興発電所1号

旧筆甫中学校の跡地に建設された太陽光発電所。地域発電会社、ひっぽ電力がFITを活用しつつパルシステム電力と特定卸供給契約を結び運営している。

 

「メーカーポジションを軸に太陽光カーポートを強化」

ネクストエナジー・アンド・リソース 伊藤敦 社長

太陽光商材販売のネクストエナジー・アンド・リソースは2023年6月期決算で3期振りに黒字転換を果たした。〝非FIT〟関連事業を伸ばし、太陽光カーポートなどで独自色を打ち出していく構えだ。

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ケネディクス、非FIT太陽光の再エネ調達本格化

電力取次会社を設立

不動産運用会社のケネディクスは、運用する不動産の消費電力の100%再エネ化を加速させる。子会社を通じてFIP太陽光発電所から電力を調達する。25年までに200MWの〝非FIT〟太陽光発電所を調達先として確保する構えだ。

 

中部電力PG 三菱電機らと蓄電池で系統安定の実証開始

 

住友商事、再使用蓄電池で系統用蓄電事業開始へ

 

渋谷ブレンドGE Jクレジット市場開設

 

エネリューション 大手企業とPPA締結

 

アップルツリー、営業管理システムに施工会社との連携機能追加

 

四ツ谷キャピタル、PPA太陽光開発に本腰

 

ニチコン 太陽光PCS発売

蓄電池やV2Hと連携可能

 

栄住産業 太陽光架台発売

屋根に穴を開けない工法開発

 

ネクスト2サン、日本法人設立

垂直型太陽光販売強化

 

明電舎、系統安定化に向け蓄電池PCS発売へ

仮想同期発電機の機能搭載

 

九電、需要シフト促す

昼間の電力代をゼロに

 

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[第52回]

今冬のJEPX価格予測②

東日本は15円、九州除く西日本は13~14円か

アンプレナジーの村谷社長が、今冬のJEPX価格の動向を分析し、昨冬のような価格高騰は起こらないと予測した。その根拠とは。

 

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コネックスシステムズ

塩害地対応の産業用蓄電設備発売

 

新栄電子計測器

1500V対応の内部抵抗測定器発売へ

 

NTTスマイルエナジー

非FIT太陽光発電所向け遠隔監視装置発売

 

デザインアーク

太陽光パネル搭載カーポート発売

  
           
       
         

「変化を恐れず、常に新しいことに挑戦する」

テス・エンジニアリング 営業本部西日本営業チーム 石井 是チーム長

再エネ関連企業で活躍する人材を訪ねる本連載。今回は省エネルギー企業、テス・エンジニアリングの石井チーム長に話を聞いた。

           

[尼崎市]

兵庫県尼崎市は1回目の選考で脱炭素先行地域に選ばれた。阪神タイガース2軍の新球場周辺から脱炭素化を進める市の構想に迫った。

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世界市況データ(ポリシリコン、ウエハ、セル、モジュールスポット価格)/グリーン電力証書の認証量・発行量の推移/家庭用ヒートポンプ給湯機(エコキュート)国内出荷台数推移/日本卸電力取引所におけるスポット市場の平均取引価格推移/東証インフラファンド市場における上場銘柄の株価推移

 

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発刊日 2023年10月25日
定価 1,980円
コード 491080109103801800

PVeye 2024年5月号

機器交換から蓄電池併設まで 徹底解説!太陽光発電所バリューアップ術

発刊日:
2024年04月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年4月号

安定成長に漂う不透明感 オンサイト太陽光最前線

発刊日:
2024年03月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年3月号

過熱する開発競争 蓄電池ビジネスの全貌

発刊日:
2024年02月24日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年2月号

再生可能エネルギー 市場別分析2024

発刊日:
2024年01月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年1月号

飛躍の年になるか 再エネ大予測2024

発刊日:
2023年12月25日
定価:
1,980円

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