O&M費大幅削減へ afterFITのIT戦略

afterFITのO&Mに迫る本連載。2回目となる今回はIT化やAIに対する同社のこだわりに迫る。

1MWあたりのO&M(管理・保守)費用を、電気主任技術者込みで120万円〜と設定している同社。谷本貫造代表は、「この価格は業界革命と言えます」と自信を見せ、「O&M業界を変えるため、高品質ながら低価格化に愚直に取り組んでいます」と意気込む。

今回紹介するのは、O&M技術向上と低コスト化を可能にする同社のIT技術やAI(人工知能)技術への投資である。2016年の設立当初から、同社はIT化による業務効率の改善を進めてきた。単にオフィス内の事務作業の効率化だけではない。O&Mを含め、事業運営の多くの場面でIT化を導入してきた。

実際、それだけの人材が同社には揃っている。21年4月時点で、従業員数約380名のうちITエンジニアが50名を占めており、海外からの優秀な人材も多数在籍している。

太陽光発電業界はIT化が進んでいるとは言い難い。現場の点検作業一つをとっても、未だに手作業でやる場合は珍しくないだろう。O&Mコストのうち人件費が占める割合が多いことからもそれは伺える。IT化で人的作業の時間を減らすことができれば大幅な低コスト化に貢献するはずだ。