ブルームバーグNEF、日本のエネルギー見通し試算
脱炭素化に向け系統増強を提言
調査機関のブルームバーグNEFは日本における2050年までの長期エネルギー見通しを試算し、23年7月25日に公表した。脱炭素化に必要な再エネ電源を727GWとし、電力系統への投資が必要と提言した。
ブルームバーグNEFは今回、2つのシナリオで日本の長期エネルギー見通しを試算した。1つが経済性を念頭に社会全体の総費用の最小化を目指す『経済移行シナリオ』で、もう1つはパリ協定に基づき、2050年の温室効果ガス排出量の実質ゼロを想定した『ネットゼロ・シナリオ』である。後者では経済性を重視しつつ、脱炭素化に必要な新技術を織り込んだ。
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