[第84回]
混迷の電力市場に見えた新電力会社の明暗
イラン紛争には依然として不透明感が残るものの、電力市場は最悪期を脱したとの見方が広がりつつある。新電力各社にどう影響したのか。アンプレナジーの村谷社長が明暗を検証する。
村谷敬(むらたに・たかし)
1980年生まれ。群馬県出身。成蹊大学法学部法律学科卒。行政書士。エナリス、エプコで培った電力自由化業界の経験を基礎に、電力ビジネスのコンサルティングを行う。エネルギー法務を手がける村谷法務行政書士事務所の所長を務め、2017年にAnPrenergyを設立、代表取締役に就任。
2026年2月末に始まったイラン紛争は4ヵ月を経て転換点を迎えつつある。6月15日に米国とイランが戦闘終結に向けた覚書に合意し、19日の署名を経てホルムズ海峡開放への道筋が示された。市場では緊張緩和への期待が広がり、それは市場価格にも表れた。
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