再エネ発電所ファイル

Vol.44

稚内メガソーラー発電所

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が系統安定化技術の構築を目指して2007年に建設した実証実験施設。出力1.5MW、蓄電容量10.8MWhのNAS蓄電設備を併設し、蓄電池を活用した出力変動抑制技術のほか、気象予測によって太陽光発電設備や蓄電設備の制御を行う計画運転などの実証実験を11年3月まで実施した。その後、稚内市が施設を無償で譲受し、現在は市が売電事業を行なっている。市によると、当時は自治体が所有する初のメガソーラー施設だったという。

NEDOは太陽光発電所で積雪対策の実証実験も同時に行なった。5段組みの太陽光パネルの最下段のみを嵩上げした架台や、傾斜角度を30度、35度、45度に設定した架台など、様々な実験が行われた様子が伺える。

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