再エネ発電所ファイル

Vol.43

佐用・IDEC申山太陽光発電所

兵庫県佐用町と制御機器メーカーのIDECが共同出資で設立した『佐用・IDEC有限責任事業組合』が運営する太陽光発電所。

特徴的なのは、木造建築の架台が使用されていること。これには2009年8月に佐用町で発生した台風災害が背景としてある。この台風によって、山林で倒木が多発し、流木が川をせき止め浸水被害が拡大。里山保全活動の重要性を改めて認識した佐用町らは、国内で初めて間伐材などを活用した架台をメガソーラーに導入した。架台に使用した木材はパルプ材料や燃料などへ100%再利用できるという。

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