時代は〝IoPV〟

エナジー・ソリューションズ

太陽光発電設置時の提案書を自動作成 販売会社の必需品『ソーラーマスター』

5月に逆潮流電力量のシミュレーション機能追加

5月末からは逆潮流電力量をシミュレーションする機能も利用できるようになった

ソーラーマスターは必要な情報を入力すれば、自動でエクセル形式の提案書を作成するクラウドサービスである。産業用と住宅用の2種類あり、産業用であれば自家消費、全量売電、両用途の提案書が作成可能だ。

注目は、5月末より利用できるようになった、自家消費用太陽光発電設備の逆潮流電力量をシミュレーションする機能である。そもそも太陽光発電設備を全量自家消費する場合、販売・施工会社は、パワーコンディショナによる出力制御を防ぐため、極力逆潮流が発生しないように太陽光パネルの搭載量を決めるだろう。ただ、快晴の日に消費電力が少なければ、どうしても逆潮流は発生してしまう。

逆潮流電力量は顧客にとって損失になるため、顧客はそれがどの程度になるか事前に詳しく知りたがる。とはいえ、電力需要は刻々と変化するから、それを事前に算出するのは極めて難しいとされてきた。

だが、エナジー・ソリューションズはその難題を克服した。全国約920カ所のアメダス拠点における過去5年分の実日射量をもとに想定発電量を最大1年間、30分間隔で弾き出す。そのうえで、設置先の購入電力量のデータを読込み、逆潮流電力量を算出するのである。

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