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独シュレッター 陸屋根向け新架台発売

6月発売の陸屋根向け新架台を採用した発電所

独架台大手、シュレッターの日本法人、シュレッタージャパンは6月、陸屋根用の新型架台を発売した。部品点数を減らして施工性を高め、価格も抑えた。新製品の発売を機に、屋根上市場の開拓に本腰を入れる。

新製品はアルミ製で、屋根に穴をあけず、コンクリートの重石を置いて固定する架台である。パネルを南に向ける型と東西に向ける型の2種類があり、それぞれパネルの設置角度は6度か13度に調整できる。

従来品より部品点数が減り、重量が35%軽くなったうえ、汎用工具での施工が可能になった。施工性が高まり、価格も下がったという。なお、積雪1mまで対応可能である。

営業部の小穴泰平部長は、「当社は、日本では野立て、特に特別高圧太陽光発電所向けに架台を供給してきたが、いずれは特高発電所の開発は下火になるだろう」とし、「今後は、屋根上市場を本格的に開拓していきたい」と意気込んだ。

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