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ループら新電力5社が協議会設立

再エネ推進が目的

7月1日には設立記者会見を開催。左から監事の髙橋怜一地球クラブ取締役兼事業部長、代表理事の三宅成也みんな電力専務取締役COO事業本部長と小嶋祐輔ループ取締役電力事業本部長

新電力会社のループ(東京都台東区、中村創一郎社長)は2021年7月1日、みんな電力(東京都世田谷区、大石英司社長)ら新電力会社4社と『再エネ推進新電力協議会(REAP)』を設立したと発表した。再生可能エネルギーの普及に向け、勉強会や政策提言などを行っていく方針だ。

REAPは、ループとみんな電力、グリーンピープルズパワー、自然電力、地球クラブの5社を理事幹事会社として6月16日に設立された。発足時の会員数は32社1団体。ループの小嶋祐輔取締役電力事業本部長と、みんな電力の三宅成也専務取締役COO事業本部長が代表理事に就任した。

脱炭素社会の実現に向けた動きが活発になるなか、再エネの利活用に積極的な新電力会社は増えてきたが、新電力会社が制度や事業の知識を共有する環境や政策提言に繋がる意見集約の場がなかった。そこでループらはREAPを設立したという。

協議会では『再エネの普及にかかる障害を取り除こうとする意志を有する電力小売り事業者』を対象に会員を募り、新電力会社に限定しない。最新の政策動向や再エネのビジネスモデルの共有などを目的に月1回程度の勉強会を実施しつつ、意見交換を踏まえた政策提言を行う。他の業界団体や監督官庁とも連携していく。

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