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WQ、パネル改修販売に着手

独企業と合弁会社設立へ

再生可能エネルギー商社のWQ(東京都中央区、中西晃一社長)はこのほど、中古太陽光パネルの改修販売事業に着手した。ドイツのリノバソルと専業会社を立ち上げる。

WQは損傷した太陽光パネルなどを買い上げ、中国などで建設予定の工場で改修し、販売する。中西晃一社長は、「製品を理解してもらえる、たとえば、自社で設備を保守するPPA(電力売買契約)事業者などへ販売していく」と語り、国内に限らず、海外販売も視野に入れている。

欧州では、すでに使用済み太陽光パネルの排出量が増加。リノバソルは再資源化に加え、これまでに100万枚のパネルを改修販売しており、欧州以外の地域へ展開している。

同社は2021年6月に日本で2000枚のパネルを回収し、その際にWQと協業した経緯から、今回50万円ずつ出資して合弁会社『リノバソルジャパン』を設立する。

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