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PVeye 2015年9月号

特集「黄昏の巨艦〝YGE〟くすぶる供給不安」

再燃した海外モジュール大手の信用不安
世界トップの代償なのか、続々と黒字転換する同業に乗り遅れ、赤字から脱却できない中・インリー・グリーンエナジーが窮地に陥っている。EPCや事業者は不安を募らせ、図らずも軽微変更ルール改定の副作用を浮き彫りにした。モジュールのリスクマネジメントを再考する。

 

 

黄昏の巨艦〝YGE〟

くすぶる供給不安 軽微変更ルールに不満噴出 リスクマネジメントを再考しよう

再燃した海外モジュール大手の信用不安
世界トップの代償なのか、続々と黒字転換する同業に乗り遅れ、赤字から脱却できない中・インリー・グリーンエナジーが窮地に陥っている。EPCや事業者は不安を募らせ、図らずも軽微変更ルール改定の副作用を浮き彫りにした。モジュールのリスクマネジメントを再考する。

 

 

再保険で保証不履行リスクをヘッジ
モジュールメーカーの長期出力保証のバックアップに

モジュールメーカーが倒産し、長期の出力保証が履行されないリスクをヘッジしてくれる事業者向けの〝再保険〟。金融機関とのファイナンス組成にも一翼を担っているが、今年から独・ミュンヘン再保険が新しいサービスを提供している。

 

出力制御リスクを補償

エクソル
50kW未満にサービスを開始

無制限・無補償の出力制御を乗り越えようと、太陽光プレーヤーが出力制御による損失額を保証するサービスを始めた。太陽光の導入を検討しているユーザーに安心感を与え、太陽光設備の新規導入を促す狙いがある。

 

 

 

 

7か月後に迫った電力選び
ベールを脱いだ託送料金
見え始めたプレーヤーの顔
 

小売り全面自由化まで7か月と迫り、
ようやく託送料金、ビジネスモデルの大枠が見えてきた。まもなく電力陣取り合戦の火蓋が切って落とされる。

 

  • 太陽光発電は政治情勢によって揺れ動く―――。
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  •  太陽光発電は政治情勢によって揺れ動く―――。

 

 

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  • 脱原発を巡って二分する、主要7党のエネルギービジョン

 

 

メガソーラーマップ2015
2,140件から厳選!
最強の発電所ベスト20


建設ラッシュ真っ只中の太陽光発電所。
15GWが稼働を迎えたが、積み残しの設備認定(500kW超)は50GW近くにものぼる。そこで全国各地で動き始めた発電所のうち、2140件を収録。全国発電規模ランキングトップ20も紹介したい。

 

 

   太陽光発電は政治情勢によって揺れ動く―――。

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企業探求

 

ソーラーワールド、〝ポストFIT〟に照準
両面受光 30年耐久パネル発売

独太陽電池大手のソーラーワールドが
〝ポストFIT〟を見据えた商品開発に取り組む姿勢を鮮明にしている。全量売電から自家消費へ、ドイツでは太陽光システムの利用形態が変化しており、同社はこれまでの長期耐久性に加え、実発電量の向上に力点を置いた新製品を発表した。


ジンコソーラー
モジュール出荷好調
今期目標4.5GWへ上方修正

ジンコソーラーのモジュール出荷が好調だ。2015年のモジュール出荷目標を3.6GWから最大4.5GWへ上方修正。
各地域のニーズを汲み取った事業戦略が功を奏した形だ。

 

マウントメーカーズ
架台出荷前年並み110MW

中国の架台メーカー、マウントメーカーズは、2015年の架台の出荷量が
前年並みの110MW規模で推移する模様だ。うち7割が日本向けで、このほど傾斜地用の新製品を開発した。

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  企業探求

 

eye sight

カナディアン・ソーラー
プロジェクト開発強化
日本で260MW目途
年内45MW運開へ

太陽電池モジュール出荷量世界第3位のカナディアン・ソーラーが日本で太陽光発電所の開発を推し進めている。昨年末に日本法人からプロジェクト開発部門を分離独立。すでに電力会社との接続契約済みの案件が260MWに達し、年内にも45MWの発電所を運開させる見通しだ。

 

シャープ、〝家まるごと〟で住宅顧客を囲い込み DCエアコン年内発売へ

経営再建中のシャープ(高橋興三社長)が住宅をターゲットに商品開発を強めている。すでに蓄電池の販売を始めているが、年内に直流電力で稼働する『DCエアコン』を発売する。太陽光システムと蓄電池、そしてスマート家電の〝家まるごと〟提案で、既存顧客を囲い込む戦略だ。


PCSの故障を予測
テス・エンジとオーナンバ
10月より新サービス開始

太陽光発電所のO&M(管理・保守)を請け負うテス・エンジニアリング(石脇秀夫社長)と監視装置メーカーのオーナンバ(遠藤誠治社長)が新しいO&Mを開始する。PCS(パワーコンディショナ)の故障を事前に予測するサービスだ。10月から提供し、新規顧客の獲得を目指す。



 

 

インサイドニュース

【2019年問題】

2GW、約50万件の余剰買取り期間が終了

 

人とその力 

太陽光めぐり

稚内メガソーラー発電所

[北海道]

 

過酷な気象を忍ぶ、

日本最北端のメガソーラー

 

企業探求

NTTスマイル 低圧向け監視システム
出力制御に対応
新世紀PV会 業務用専門委員会開催
蓄電池や遠隔監視システム紹介
エリアエナジー O&M本格参入
今期100MW受注へ
明成商会、低圧パッケージ新製品10月発売 27円対応、出力抑制保証付も
GSユアサ、JR福島駅に
リチウムイオン電池など納入
カネカ、ヘテロ接合型モジュール 下期発売へ
カナメ 住宅屋根一体型パネルのラインナップ拡充
トクジュウジャパン 和歌山で10MWの発電所開発へ
フジクス、メガソーラーの洗浄サービス開始
NEDOプロ 水田上空の太陽光発電が連系
井上商事、アルミ架台20MW出荷 折半屋根用が牽引
ソーラックスパワー PCS日本市場に投入へ ハイブリッド型を準備
ウェーブエナジー PCSパッケージ製品
1000台突破へ DC1000V用集電盤など
新製品続々開発
資源総合システム 太陽光市場のデータ集 発行
日本太陽光システム コンクリ架台販売堅調 基礎工事不要でトータルコスト削減
インフォミクス、低圧向け遠隔監視装置80台出荷
中国架台メーカー、低圧・屋根上に攻勢か
日鉄住金物産マテックス、架台販売強化

 

 

インサイドニュース

1)テック大洋工業、支柱一体型の杭基礎発売 整地不要、後で高さ調整可能
2)マルチ計測器、新型クランプメーター発売 交流内の直流成分を検出
3)ループ、折半屋根用システム発売
 

 

企業探求

1)世界市況データ(ポリシリコン、ウエハ、セル、モジュールスポット価格)
2)固定価格買取制度における再生可能エネルギー発電設備を用いた発電電力量の買取実績

 

発刊日 2015年08月25日
定価 1,940円
コード 80109-8 4910801090857 01796

PVeye 2024年4月号

安定成長に漂う不透明感 オンサイト太陽光最前線

発刊日:
2024年03月25日
定価:
1,980円

詳細

PVeye 2024年3月号

過熱する開発競争 蓄電池ビジネスの全貌

発刊日:
2024年02月24日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年2月号

再生可能エネルギー 市場別分析2024

発刊日:
2024年01月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年1月号

飛躍の年になるか 再エネ大予測2024

発刊日:
2023年12月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2023年12月号

低位安定市場に光明 住宅再エネリバイバル

発刊日:
2023年11月25日
定価:
1,980円

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