愛知県田原市で太陽光50MW・風力6MWハイブリッド型発電所完成 三井化学ら7社、信託事業方式で事業運営

2014.09.30

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 三井化学(東京都港区、淡輪敏社長)、三井物産(東京都千代田区、飯島彰己社長)、シーテック(名古屋市瑞穂区、松山彰社長)、東亞合成(東京都港区、橋本太社長)、東芝(東京都港区、田中久雄社長)、東レ(東京都中央区、日覺昭廣社長)、三井造船(東京都中央区、田中孝雄社長)の7社は9月30日、トランスバリュー信託(東京都中央区、杉谷孝治社長)を発電事業者として、愛知県田原市で建設していた国内最大規模の太陽光・風力のハイブリッド発電所の営業運転を10月1日より開始すると発表した。
 愛知県田原市緑が浜の三井化学所有地に建設された「たはらソーラー・ウインド発電所」は、太陽光発電50MW(パワーコンディショナ出力35MW)、風力発電6MW(2MW×3基)を設置したもの。国内最大規模の太陽光と風力のハイブリッド型発電所である。トランスバリュー信託に運営委託する信託事業方式で事業運営を進めていく。土地を提供した三井化学を含む7社が信託事業に参画した。2012年11月に着工、2014年6月からの試運転を経て、10月1日に営業運転を開始する。
 発電所には、4種類の太陽電池モジュールを採用。単結晶シリコン型1種類(26MW)、多結晶シリコン型2種類(20MW)、化合物系1種類(4MW)を導入しており、遠隔監視システムによる各発電状況データの収集や分析を行い、実証実験の場としても活用していくという。

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