低圧太陽光大手も太鼓判! ファーウェイのPCSが人気の理由

2020.09.01

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 いまファーウェイ製PCSの利用が急速に伸びている。なぜか。積極的に採用する低圧太陽光発電所開発大手、フレッシュアップの事例から人気の秘訣を探る。

 低圧から高圧・特別高圧用、住宅用蓄電設備まで全方位に対応したPCS(パワーコンディショナ)を開発し、国内で年間1GW以上も供給する中・ファーウェイ。同社のPCSを積極的に採用し始める企業が増えており、その1社が低圧太陽光発電所開発大手のフレッシュアップ(=FRESH UP、東京都新宿区、大松慎太郎社長)だ。
 1999年創業のフレッシュアップは、これまで1万棟以上の住宅に太陽光発電設備を設置し、2500件を超える低圧太陽光発電所を開発・販売してきた。東京本社のほか、栃木、愛知、大阪、広島に拠点を構え、全国展開している。
 なかでも低圧太陽光発電所の開発・販売事業では、土地の仕入れから許認可手続き、建設・保守に至るまでを一貫して手掛けているうえ、発電停止時の売電収益を補償する休業補償を含む手厚い独自保証を付与するなど、投資家からの評判が高く、リピータも多い。
 FITの改定により、2020年度から低圧太陽光発電の新規認定が全量売電の対象外となったものの、同社は認定取得済みの発電所を建設しつつ、高圧太陽光発電所の開発に取り組む。同社の大松慎太郎社長は、「ここまで順調に用地を確保できていますが、さらなる拡大のため、人員も増強したい」と意欲的だ。
 同社は第三者所有モデルなどを含む法人顧客向けの自家消費提案にもすでに着手。成長を続けるべく、FIT後を見据えた準備も進んでいるようだ。

魅力の一つは高効率

 そんな同社がファーウェイのPCSと出会ったのは約3年前。ある高圧太陽光発電所の開発案件で初めて採用した。その後徐々に取扱い量を増やし、いまでは高圧太陽光発電所の主力機種として利用しつつ、低圧太陽光発電所でも多く使用している。
 フレッシュアップはなぜファーウェイを選んだのか。大松社長は、「通信大手としての信頼感やコストもありますが、製品自体が高効率であることも大きな理由です」と語る。
 ファーウェイ製PCSの最大変換効率は、三相33kW機が98・8%、三相50kW機が98・9%、単相4・95kW機も97・5%といずれも業界最高水準である。売電単価が年々下落していくなかで、事業採算性の維持・向上は重要な課題であり、高効率PCSの採用による発電量の増加がそれに貢献し得るのだ。
 ファーウェイ製PCSを使う利点はまだある。太陽光発電の導入拡大に伴い、多くの送配電会社は電圧品質の維持を目的に、系統連系時にPCSの力率一定制御を求めている。力率を制御することで取り出せる出力が低下してしまう可能性があるが、ファーウェイ製PCSは定格出力(kW)の約1割増しの皮相電力(kVA)を持ち、皮相電力で上手く制御するため、力率90%で制御しても定格通りの出力を取り出せる。つまり力率一定制御による出力低下の影響を受けないのである。
 大松社長は、「太陽光パネルの出力や変換効率に目が行きがちですが、PCSの性能差を見逃してはなりません」としたうえで、「稼働から1年以上経った発電所もありますが、故障が少なく、万が一の対応も良いですね」と満足げだ。
 さらに、ファーウェイがPCSに内蔵しているI ‒Ⅴカーブ測定機能に対する評価も高いようだ。太陽光パネルの電流(I)と電圧(V)を測定し、その相関関係をグラフ化、波形を分析することで異常の有無を見つけられるというもので、ファーウェイは他社に先駆け17年より実装してきた。
 太陽光パネルの不具合検出に有効な手段であるI ‒Vカーブ測定は、検査機器を用いた現場測定が一般的だが、ファーウェイ製PCSには、その機能が内蔵しているため、現場に行かずとも確認できる。「保守費用の削減はコスト競争力の強化にも繋がります。いずれPCSの標準機能になるのではないでしょうか」(大松社長)。
 
日本へ投入準備中の住宅用蓄電設備に期待

 そんな大松社長が心待ちにしているのが、ファーウェイが日本市場に投入予定の住宅用蓄電設備だ。法人顧客向け自家消費提案のほか、住宅用太陽光発電設備の既存顧客向けに提案できる新商材としても注目しているという。
 ファーウェイの住宅用蓄電設備は、定格出力4・95kW、最大変換効率97・8%の高効率ハイブリッドPCSに蓄電容量5kWhの蓄電池を組み合わせたもの。PCSには自立運転機能を搭載しているうえ、質量19㎏と軽量で設置しやすく、最大15kWhの蓄電池を2台まで増設できるのだ。ファーウェイはJET認証を取得する予定で、20年11月にも出荷する。
 大松社長は、「現在市場に流通している蓄電設備は高価な製品が少なくありません。価格面を含め、より良い提案ができる製品の発売を期待しています」としつつ、「今後の発電事業は、FIP(フィード・イン・プレミアム制度)などの市場取引に移行します。そこで蓄電設備は市場変動のリスクを軽減する手法として使えるかもしれません。とても注目しています」と語る。
 FIT後を見据えた製品開発に期待できる点もファーウェイが人気を集める理由の一つだろう。益々人気が高まりそうだ。

華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-5-1
大手町ファーストスクエア ウエストタワー12 階
TEL:03-6266-8008
https://solar.huawei.com/jp/

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