独サイバック、日本市場開拓に本腰 山梨の発電所2.2MWを売却

2015.05.14

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 太陽光ディベロッパの独サイバックソーラーが、日本の太陽光市場に本格参入した。5月14日、山梨県甲府市に建設予定のメガソーラー資産を日本企業へ売却したと発表。すでに日本で80MWに及ぶ発電所の建設計画があり、順次売却していくものとみられる。
 同社は、日本法人サイバックソーラージャパンを2014年11月に設立した。日本で太陽光発電所の開発事業を展開し、発電所の設計と資材の調達を行う。今後も2MW以上の案件を中心に開発し、計80MWの発電所を全国各地に建設する計画だ。
 現時点で発電所の売却が決定している案件は他にない。自社で保有することも視野に入れているという。
 今回売却が成立した発電所は今月中にも建設が始まり、9月中に完成する予定だ。
 サイバックソーラーは09年から14年にかけて欧州や北南米で500MW分の太陽光発電所を建設してきた。ドイツ国内で中国製の安価なモジュールを購買し、架台とモジュールをあらかじめ組み立てた状態で用地へ運ぶプレハブ工法で、コストダウンを図るという。

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