加カナディアン・ソーラー、福岡の太陽光発電所に43MWモジュールを供給

2015.06.18

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 太陽電池大手のカナディアン・ソーラー(加オンタリオ州、ショーン・クゥCEO)は6月18日、福岡県のメガソーラーに自社製モジュールを約43MW分供給したと発表した。同社は今年、日本へモジュールを800MW以上出荷する目標を掲げている。
 同社は、北九州市に建設中の『高田屋ひびき発電所』へ出力255Wの多結晶モジュールを16万8240枚供給した。モジュール変換効率は15.85%。同社はモジュールに10年の製品保証と25年の出力保証をつける。
 出力42.9MWの同発電所は、敷地面積が43万4000㎡。年間予想発電量が1万3600世帯分の電力消費量に相当する4900万kWhだ。1年あたり3万2340tの二酸化炭素を削減できる。今年8月に稼働する予定だ。
 発電所の開発は福岡市で不動産業を営む高田屋(土井良太社長)。EPC(設計・調達・建設)は日揮(横浜市西区、重久吉弘代表)が担う。
 カナディアン・ソーラーは14年、世界に3105MWモジュールを出荷し、日本では800MWの販売実績をつけた。今年は総出荷量を4150MWと見込み、日本への出荷も増加する見通しだ。

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