田淵電機、住宅用蓄電池発売

2015.07.01

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 小型PCS(パワーコンディショナ)大手の田淵電機(大阪市淀川区、貝方士利浩社長)は7月1日、住宅用蓄電池システムを発売した。ハイブリッド型のPCSを開発し、蓄電池とセットで販売する。月間1500セットの出荷を目指す。
 一般に、太陽光発電システムと蓄電池システムを併用する場合、それぞれにPCSが搭載され、パネルで発電した直流電力を太陽光発電システムのPCSでいったん交流電力に変換し、再度、蓄電池システムのPCSで直流電力に戻して蓄電している。そこで同社は、2つのPCSを一体にしたハイブリッド型PCSを開発し、直流電力をそのまま蓄電池にためられるようにした。電力を変換する際に生じるロスがなくなり、効率的な蓄電が可能となる。
 蓄電池の充放電容量は9.89kWh、PCSの出力は5.5kWである。ユーザーは「満充電の状態から、照明器具、冷蔵庫、テレビ、通信機器を使用した場合は3日程度電力の供給が可能だ」(同社)。深夜に電力を貯め、電力消費量の増える夕方から夜間にかけて放電すれば電気代の削減につながる。昼間の余剰電力を売電せずに、蓄電池にためて使用することもできる。
 同社のPCSは、家庭で使用する電力が蓄電池からの放電量を下回るとき、蓄電池の放電を自動で止める機能を備える。蓄電池から放出された電力が売電されることはなく、低額なダブル発電の買取り価格が適用される心配もない。
 同社は、新たに太陽光発電システムを設置する人や、太陽光発電システム用のPCSの買い替えを検討しているユーザー向けに新製品を開発した。商社やSI(システムインテグレータ)、ハウスメーカーなどへ卸売していく。
 また、同社は7月1日、産業用太陽光発電所向けに遠隔監視サービスを始めた。発電所事業者とO&M事業者の双方で発電所を遠隔監視できる。10月には同社が発電所のPCSを監視し、稼働状態の定期確認や異常を発見して対策を促すサービスを開始する予定だ。

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