カナディアン・ソーラー、カナダ最大級のメガソーラー完工 出力133MW

2015.08.21

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 太陽電池大手のカナディアン・ソーラー(加オンタリオ州、ショーン・クゥCEO)は8月21日、加オンタリオ州に建設していた太陽光発電所の運開を発表した。発電所の出力は133MW。竣工したメガソーラーはカナダで最大となる模様だ。
 同社は2013年6月、韓サムスン・リニューアブル・エナジー社からEPC(設計・調達・建設)を3億1000万加ドル(278億4000万円)で受注した。同年10月、オンタリオ州ハルディマンド郡で発電所の建設に着手し、自社製のモジュールを約44万5000枚設置。15年7月に竣工した。建設にあたり約450人分の雇用を創出したという。
 発電所の稼働によって年間17万MWhの発電量を見込む。1年あたり16万2000tのCO2を削減できるという。
 また、同社は昨年7月に140MWの太陽光発電所の着工を発表。今第3四半期(7~9月)に完工する予定だ。

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