テュフラインランド、モジュール向け新サービス開始 実環境10年相当の長期信頼性を約1ヵ月で評価

2015.09.09

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 第三者認証機関の独・テュフラインランドの日本法人、テュフラインランドジャパン(神奈川県横浜市、ホルガー・クンツ社長)は9月9日、太陽電池モジュール向けの新たな試験サービスを開始したと発表した。
 新たな試験サービス「高加速温度サイクル試験サービス」は、日立製作所との共同研究成果を基に開発したもの。IEC61215などの国際規格の試験条件をより厳しくすることで劣化の進行を加速、実環境使用7~10年程度に相当する太陽電池モジュールの長期信頼性について、従来2~3 ヵ月要した試験期間を約1ヵ月(試験前後の出力評価等も含めると8 週間)で評価する。
 サービスでは、初期の定格出力検証も行ううえ、初期性能と長期信頼性について、過去に行ったさまざまなモジュールの信頼性評価結果を基にした3段階のランク付けを実施する。評価対象モジュールの性能・信頼性の水準が明確となり、モジュール選定時の比較検証や受入検査、第三者検査機関による資産適正評価、マーケティングツールとしても活用できるという。
 なお、基本の試験サービスのほか、試験期間を延長し、実環境20年相当の評価試験も提供する。

2022.02.07

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2022.01.20

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2021.10.14

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2021.03.01

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2021.01.04

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2021.01.04

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 田淵電機が2020年1月に発売したハイブリッド型続きを読む

2020.11.30

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 同社は2008年続きを読む

2020.11.01

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2020.11.01

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2020.10.01

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