トリナ、410W品など新製品4種発売

2019.04.30

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 太陽光パネル世界大手のトリナ・ソーラーは3月、新製品4種を発売した。従来品よりも出力と効率も高めた。メガソーラーから住宅用まで全方位に販売する。

 トリナは、『高効率』、『美観』、『両面ガラス』、『両面発電』の計4シリーズで新製品を開発、今年3月より販売を開始した。全製品ともセルを大型化し、ハーフカットセルを搭載した。
 セルを大型にすると、太陽光パネルの出力が向上し、パネルの使用枚数を減らせる。ケーブルなどの部材も減り、施工費の低減につながる。ハーフカットセルの搭載は、セルの電流値を下げ、配線部分での電流ロスを減らすため、パネルの発電量が増す。結果、初期投資額を抑えつつ、総発電量が増えるため、太陽光発電事業の経済性が高まる。
 さらに同社は、多様化するニーズに対応すべく、美観シリーズを除く3シリーズは、顧客が製品を選択できるようにした。
 では、個別に見ていこう。

メガソーラー向け
王道の高効率

 まず、片面発電で主にメガソーラー向けの高効率シリーズだ。新製品は、従来の60セル搭載品『Honey』と、72セル搭載品『TALLMAX』のモデルチェンジ品となる。顧客は、『単結晶マルチバスバー』タイプと『多結晶5バスバー』タイプのどちらかを選び、さらに『120ハーフカットセル』品と『144ハーフカットセル』品から選択できる。
 最大の特長は、最大出力が従来品より1割近く高い410Wになったことだろう。出力の向上によって、BOS(周辺部材)費が4.5〜8.5%、発電コストの指標を表すLCOE(均等化発電原価)が2.5〜4.6%削減できると同社は試算している。
 FITの売電単価が下がり続けるなか、太陽光パネル単体だけではなく、太陽光発電所開発のトータルコストの低減が求められるが、こうした市場の要望に適合した製品と言えるだろう。

漆黒の美観
住宅用シリーズ

 次は、黒色設計で意匠性の高い住宅向け美観シリーズ『HoneyBlackM』。離れた場所かられば、太陽光パネル全面が漆黒で、「景観を損なうことなく、周囲に溶け込む」(トリナ・ソーラー)。
 製品の仕様は、出力が320〜340W、最大変換効率が19.9%だ。トリナはまず単結晶PERCマルチバスバータイプの120ハーフカットセル品のみ提供する。
 最近は景観条例を制定する自治体が増えているが、同製品は条例が定める最も厳しい規定もクリアしている。住宅用に限らず、工場の屋根上や、ビルの壁面にも設置できる製品だ。

汎用性が高い
高耐久両面ガラス

 続いては、両面ガラスシリーズ『DUOMAX』だ。特長は、両面に倍強度ガラスを使用し、耐久性に優れている点だ。トリナは、他の太陽光パネルより5年長い30年のリニア出力保証を付与する。
 顧客は、単結晶マルチバスバーと多結晶5バスバータイプ、120ハーフカットセル品と144ハーフカットセル品からそれぞれ選び、さらに『フレームあり』仕様と『フレームなし』仕様から選択できる。最大出力は410Wだ。
 トリナの両面ガラスパネルは高耐久ゆえ、場所や用途を選ばない。塩害地域や住宅用でも活躍するだろう。

水上、積雪で効果大の
両面発電モデル

 最後は、両面発電シリーズ『DUOMAX Twin』だ。両面ガラス構造で裏面も発電するため、光の反射が多い水上や積雪、砂地で効果を発揮する。場所によっては、通常の片面発電パネルより最大30%の発電量の向上が見込めるらしい。最近はフランスの政府入札案件で計16MW採用された。
 新製品は、単結晶マルチバスバータイプで、120ハーフカットセル品と144ハーフカットセル品、さらにフレームあり仕様とフレームなし仕様からそれぞれ選択できる。
 太陽光発電の適地が減少するなか、設置場所が多様化しており、最近は水上メガソーラーの案件も少なくない。それだけに、トリナは昨年、太陽光パネルと水上用フロート式架台を組み合わせたパッケージ品『トリナ・プロ』を開発し、日本で発売した。今後は両面発電シリーズが活躍する場面が増えてくるだろう。
 メガソーラーから住宅用まで、様々な用途で使用できるトリナの新製品。試してみてはいかがだろうか。


トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社
〒105-6121
東京都港区浜松町2丁目4番1号
世界貿易センタービル21階
http://www.trinasolar.com/jp

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