サンテックパワージャパン、製品ラインナップ拡充

2013.07.17

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 中国太陽電池大手サンテックパワーの日本法人、サンテックパワージャパン(東京都新宿区、山本豊社長)は7月17日、国内市場での販売拡大を目指し、住宅用及び産業用それぞれの市場をターゲットにした太陽電池モジュールを新たに発売すると発表した。
 住宅用分野向けに販売を開始するのは、単結晶シリコン型スリムサイズモジュール。今回発売する「STP165S-20/Idb」は、これまで設置できなかった棟側スペースに対して効率的な設置を提案することができるもの。縦幅を住宅用主力製品と同サイズの1,640mm、横幅を従来比3分の2サイズの676mmとしている。屋根の形状によっては、ハーフサイズモジュールを組み合わせることで、標準サイズのみでの設置に対して約27%の設置容量の増加が可能になるという。公称最大出力は165W、変換効率は14.8%。日本専用モデルとして開発しており、長野テクニカルサポートセンターで製造する。
 一方、産業用分野に対しては、多結晶シリコン型モジュールを発売。「STP295-24/Ve」は、公称最大出力が295W、変換効率は15.2%を実現している。従来機種と同じモジュールサイズで出力を5W向上させた。
 なお同社は、自社製品以外にも、住宅用市場向けに日本電気(NEC)製のクラウド型HEMSとリチウムイオン蓄電システム、産業用市場向けには、田淵電機製マルチストリング方式屋外型パワーコンディショナの販売を開始、ラインナップの拡充を図っている。

2021.10.14

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三菱HC、米国の太陽光事業に出資

 三菱HCキャピタル(柳井隆博社長)は、2021年9月22日、 米国の再生可能エネルギー事業に出資すると発表した。これを機に、全米で太陽光発電事業へ積極的に実施する。再エネ事業で海外展開を加速させる構続きを読む

2021.03.01

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太陽光パネル価格高騰の真相

 太陽光パネルの卸価格が2020年秋から高騰し、なかなか正常に戻らない。何が起きているのか。(本誌・平沢元嗣)

 「2020年夏に比べ、W5円は上がった」。
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2021.01.04

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太陽電池の特許侵害騒動 韓ハンファ、競合3社と対立

 太陽光パネル大手の韓ハンファQセルズが、自社の特許侵害を巡り、ジンコソーラーら競合3社と世界各地で法廷闘争を繰り広げている。日本市場における3社の販売に影響が及ぶ可能性もないではない。(本誌・平沢元続きを読む

2020.11.30

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台PCS製造のヴォルトロニック・パワー、日本進出に意欲

 台湾のPCS(パワーコンディショナ)メーカーであるヴォルトロニック・パワーがこのほど日本進出を模索している。日本企業と連携し、市場参入を狙う構えだ。

 同社は2008年続きを読む

2020.11.01

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中インリー、持ち株会社を清算 メーカー保証は製造子会社で継続

 太陽光パネルメーカーの中・インリーグループが、持ち株会社のインリー・グリーンエナジーホールディングスを清算する。太陽光パネルの保証債務を子会社に移し、履行する構えを示している。(本誌・川副暁優)続きを読む

2020.10.01

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中国のシリコン工場が相次ぎ 被災パネル価格上昇か

 中国で太陽電池原料である多結晶シリコンの工場が相次ぎ被災した。原料の需給が逼迫し、太陽光パネルの価格が一時的に上昇するかもしれない。(本誌・平沢元嗣)

 2020年7月続きを読む

2019.12.31

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中ジンコ、三重県の98MWメガソーラーにパネル供給

 太陽光パネル世界最大手の中ジンコソーラーは12月31日、三重県松阪市の大規模メガソーラーにパネルを供給したと発表した。出力98MWと三重県最大級のメガソーラーである。
 同社のパネルが続きを読む

2019.11.08

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中ジンコ、単結晶ウエハの生産能力増強 20年半ばに18GWへ

 太陽光パネル世界最大手の中ジンコソーラーは11月8日、中国四川省楽山の四川工場における単結晶ウエハの生産能力を増強すると発表した。これにより、単結晶ウエハの生産能力は2020年第2四半期(4~6月)続きを読む

2019.01.17

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ライセンエネルギー、72セルの太陽光パネルで変換効率21%

 太陽光パネル大手の中国・ライセンエネルギーは1月17日、72セル搭載の太陽光パネルの変換効率が21%に達したと発表した。PERCセルを使用したパネルにおける世界記録を更新したという。
続きを読む

2018.12.25

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再エネ技術で世界を狙う! 台湾勢が日本市場に熱視線

 台湾政府が再エネの導入を強く推進しており、再エネ事業に力を注ぐ台湾企業が多い。彼らの多くは台湾国内だけではなく、海外展開をも視野に入れている。

 2016年5月に蔡英文続きを読む