パナソニック、リチウムイオン蓄電池の新製品発売 大容量・小型軽量を実現

2013.11.18

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 パナソニックエコソリューションズ社は11月18日、産業・住宅用リチウムイオン蓄電システムと新製品として、「5kWhスタンドアロンタイプ」を発売すると発表した。2013年12月20日より受注を開始する。
 同製品は、電気自動車などにも搭載されている高容量の18650サイズ(直径18mm×高さ65mm)の円筒型リチウムイオン電池を採用。蓄電システムの部品点数削減にも取り組んでおり、希望小売価格(税抜)を90万円に設定、100万円以下の本体価格を実現した。また、蓄電容量5kWhの大容量設計で、パソコンや冷蔵庫、テレビなど複数の機器を同時に長時間駆動させることも可能。定格出力は1.5kVAの高出力としており、複合機や卓上電磁調理器などの大電力を必要とする機器にも接続できるとしている。蓄電システムは、高容量リチウムイオン電池を搭載することで、サイズ、質量ともにコンパクトな仕様を実現、オフィスのデスクの脇やPOSレジの下など、従来の蓄電システムに比べて設置場所の自由度が拡大したという。キャスター付なので、レイアウト変更などでの移動も容易。
 その他、屋内設置型なので、突然の停電時も機器を出力コンセントに繋ぐだけで使用可能。AC100Vコンセントに差し込むだけですぐに使えるほか、液晶タッチパネルで蓄電池の状態を確認することができ、操作方法も簡単。背面のAC出力端子台と接続することで停電時に家庭やオフィスの天井照明などへの通電も行える。

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