米デュポン、太陽電池材料がシャープの品質規格に適合

2013.12.18

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 米・デュポン(デラウエア州ウィルミントン、エレン・J・クルマン会長兼CEO)のPVソリューション事業は12月18日、シャープ(大阪府大阪市、髙橋興三社長)が太陽電池モジュールの長期信頼性を確保するために独自に制定した品質評価規格において、2つの太陽電池用材料が適合したと発表した。
 今回、シャープ独自の品質評価規格に適合したのは、シャープ製結晶シリコン太陽電池モジュールに採用されている太陽電池用材料2種。1つが厳しい環境下でもモジュールの裏面を保護し、電気絶縁材として機能するバックシート用材料「デュポンテドラーポリフッ化ビニル樹脂フィルム」。そしてもう1つが太陽電池の変換効率を高め、出力向上に貢献する太陽電池用電極材料「デュポンソーラメット」である。
 シャープの品質評価規格は、奈良の壺坂寺に設置されている太陽電池の30年にわたる稼働実績のデータにも基づいており、この太陽電池にも「デュポンテドラーポリフッ化ビニル樹脂フィルム」がバックシートとして採用されている。
 シャープソーラーシステム事業本部の吉岡秀起品質・環境統轄は、「シャープでは、国際的な品質評価基準であるIEC規格を上回る品質評価基準を課しています」としたうえで、「これらの評価基準は、モジュールとしての評価だけではなく、使用される部品や材料の機能や耐久性を個別に評価するものになっています。材料は、モジュールが長期にわたり優れた性能を発揮する上で極めて重要な存在であることから、当社では、デュポンを始め材料メーカーとの連携を通じ、材料についての見識を深め、当社および当社の顧客の期待に見合うあるいはそれ以上のものを確保できるものと期待しております」 とコメント。
 一方、デュポンPVソリューション事業のコンラッド・バークグローバルマーケティングディレクターは、「品質を低くしてコスト削減をはかるメーカーが存在するなかで、品質評価規格の強化は太陽光発電の持続的成長および成功に不可欠であると言えます。シャープやデュポンをはじめとする業界大手企業は、品質に関し一般的な紹介に留まることなく、太陽電池モジュールの信頼性に大きく影響する材料などの重要な要素に関するより厳格な評価規格を採用し、システムの性能を守っています」と話している。

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