新電力に瞬く寂光

[第50回]

JEPX価格低下の要因

今夏JEPXの取引価格が想定以上に下がった。なぜか。アンプレナジーの村谷社長が解説する。

村谷敬(むらたに・たかし)

1980年生まれ。群馬県出身。成蹊大学法学部法律学科卒。行政書士。エナリス、エプコで培った電力自由化業界の経験を基礎に、電力ビジネスのコンサルティングを行う。エネルギー法務を手がける村谷法務行政書士事務所の所長を務め、2017年にAnPrenergyを設立、代表取締役に就任。

2023年7月からJEPX(日本卸電力取引所)の取引価格が想定以上に下落し、1円/kWhを下回る価格が散見されたほどである。市場価格の高騰を警戒していた新電力会社にとっては予想外のことだったはずだ。

この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です

ログイン

新電力に瞬く寂光 を読む

一覧を見る