新電力に瞬く寂光

[第53回]

市場連動プランの妥当性

電力小売り会社の多くがJEPX価格の値動きに応じて電力料金の単価を変える市場連動プランで電力を販売しているが、これは妥当なのか。アンプレナジーの村谷社長が解説する。

村谷敬(むらたに・たかし)

1980年生まれ。群馬県出身。成蹊大学法学部法律学科卒。行政書士。エナリス、エプコで培った電力自由化業界の経験を基礎に、電力ビジネスのコンサルティングを行う。エネルギー法務を手がける村谷法務行政書士事務所の所長を務め、2017年にAnPrenergyを設立、代表取締役に就任。

大手流通グループのイオンが、30分単位で料金が変動する完全市場連動型の市場連動プランで丸紅新電力と電力契約を結び、話題となったが、電力消費者側にはリスクがないわけではない。果たして市場連動プランは妥当なのか、考察しよう。

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