新電力に瞬く寂光

[第51回]

今冬のJEPX価格予測①

複雑な価格決定要素

今冬のJEPXの取引価格をアンプレナジーの村谷社長が予測する。今回はJEPX価格を決める要素を整理する。

村谷敬(むらたに・たかし)

1980年生まれ。群馬県出身。成蹊大学法学部法律学科卒。行政書士。エナリス、エプコで培った電力自由化業界の経験を基礎に、電力ビジネスのコンサルティングを行う。エネルギー法務を手がける村谷法務行政書士事務所の所長を務め、2017年にAnPrenergyを設立、代表取締役に就任。

例年、JEPX(日本卸電力取引所)の価格は、夏と冬に上昇するため、新電力会社は年間の収支を左右するほどの影響を覚悟しなければならない。だが2023年夏は意外にもJEPXの価格は高騰しなかった。

この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です

ログイン

新電力に瞬く寂光 を読む

一覧を見る