新電元工業
V2X設備発売

新電元工業が販売するV2X設備の新製品。保護等級はIP55、奥行き260mmと薄型にした
新電元工業はこのほど、三相3線式のV2X(車からの電力供給)設備の新製品を2026年7月に発売すると発表した。停電時にはEV(電気自動車)を非常用電源として活用でき、平時はEVと建物で双方向の電力制御が可能になる。集合住宅や商業施設、工場などでの利用に向け、販売していく。
新製品には複数のV2X設備を並列接続できる並列自立運転機能が搭載。一部のEVの電池残量が低下しても、他のEVからの放電を継続すれば、施設に電力を供給し続けながら車両を交代でき、断続停電を回避できる。施設のBCP(事業継続計画)対策に役立つ。
同社は今回、3kWの普通充電の約3.6倍に当たる11kWの高速充電を可能にした。停電時の自立出力には、三相と単相の機器双方を同時接続できる機能を持たせ、接続機器の幅を広げた。大規模な電源工事が不要なため、集合住宅や商業施設、事務所などへ気軽に導入できそうだ。






