再エネ設備メーカーの挑戦

「年内に1次調整力取引対応の蓄電設備を開発する」

パワーエックス 伊藤正裕 取締役兼代表執行役社長CEO

今夏に急速EV充電器と蓄電設備を出荷するパワーエックス。年内には系統用蓄電設備を売り出す予定で、確かな勝算があるようだ。伊藤社長が戦略を語った。

2023年7月から超急速EV充電器の『ハイパーチャージャー』とともに、蓄電容量179kWhの蓄電設備『パワーキューブ』と、358kWhの蓄電設備『パワーキューブ・スタンダード』を出荷する。特に知ってほしいのは、358kWhの蓄電設備を併設する超急速EV充電器の機能だ。出力240kWの超急速充電も特長の一つだが、実はEV2台同時に120kWの急速充電が可能なのである。直流充電には最大6台まで対応でき、6kWの交流充電であれば、30台まで同時に充電できるから用途は広がるはずだ。

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