高機能化に挑む遠隔監視メーカー

FIT終了後も有望!?

未設置の低圧設備を狙え

2020年度から新規開発する低圧太陽光発電所がFITによる全量売電の適用外となった。だが、依然として、遠隔監視装置メーカーの低圧市場に対する期待は小さくない。稼働済み案件の潜在需要が大きいからである。競争はまだ続きそうだ。

「まだまだ低圧設備向け監視装置の出荷が主力だ。2022年度までは出荷が見えている」。

低圧設備向け遠隔監視最大手、NTTスマイルエナジーの小鶴慎吾社長はそう話す。20年9月末現在、FIT認定取得済みで未稼働の低圧発電所は約12.8万件。それゆえ同社に限らず、今後2年程度の新規需要は底堅いと見込んでいるメーカーは少なくない。

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