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日本ソーラーアセスメント協会発足

柴田政明会長

10月1日、太陽光発電所のアセスメントを行う日本ソーラーアセスメント協会が発足した。太陽光発電所の中古市場の創出を見据え、適切な認証制度の構築や、専門人材の育成を行う。同日神戸市内で開催された記念フォーラムには、太陽光発電業界の関係者が多数参加した。

同協会の会長には、環境関連機器製造のエイワットの柴田政明社長が就任した。柴田会長は記念フォーラムで、「世界的な潮流がESG(環境・社会・企業統治)投資に向かうなか、再生可能エネルギー関連企業ができることは再エネ電力を供給し続けること」とし、「FITの下、私たちは再エネ市場の成長期をつくってきた。これから続く成熟期を見据えた取り組みを展開する」と語った。

加茂也明副会長は、市場が成熟期に向かうなか、中古太陽光発電所の取引を一層拡大させる必要があるとし、「当協会の役割は取引を安心して行える環境づくり」と述べた。

協会は第三者機関として、太陽光発電所の評価を実施する考えだ。設置場所の選定や工事、システム設計、構造計算の適切性および法令関連の問題の有無を確認。過去の保守・管理状況や収益シミュレーションも併せ、太陽光発電所の鑑定を行う。

加盟の形は、管理会社として協会と活動する正会員と、その他の支援や協力を行う賛助会員、検査院や鑑定士の資格を持つ資格登録会員の3種類がある。協会の略称はJSAA。

記念フォーラムでは、柴田会長や加茂副会長らが協会の意義と目的について講演を行った

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