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グッドフェローズ 再エネ企業向けのM&A仲介開始

太陽光発電所などの一括見積りサイトを運営するグッドフェローズ(東京都品川区、長尾泰広社長)は2025年1月8日、M&A(合併・買収)の仲介を始めたと発表した。M&A仲介のビズハブ(東京都港区、金子義典社長)と連携して、再生可能エネルギー企業を対象に展開していく。

グッドフェローズは24年12月、M&Aの仲介で100件の実績を超えるビズハブと協業してM&Aの仲介に着手した。具体的には、株式や事業を譲渡したい売り手の財務諸表や顧客層、資産などから企業価値を査定して目安の金額を提示する。買い手が現れた場合、売り手を買い手に紹介し、双方の交渉を経て最終的な金額を設定する。仲介業を請け負うビズハブが査定し、グッドフェローズは売り手を買い手に紹介して仲介を支援する。

同社らは、相談料や着手金は受け取らず、成約に至った場合のみ売り手と買い手の双方に成果報酬を請求する。成果報酬の割合は買い手の購入金額によって異なる。

グッドフェローズの長尾社長は、「経営者の高齢化が進み、事業継承ができずに黒字のまま倒産する企業が増えている。これまでも、新電力会社やEPC企業から相談を受け、買い手を紹介してM&Aが成立したこともあったので、今回事業化に着手した。再エネ業界の活性化に繋がれば」と思いを語った。

同社の長尾泰広社長

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