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ホウビエナジー 自社設備の蓄電所稼働

自社製EMSを初実装

ホウビエナジーは系統用蓄電事業の展開を強める

蓄電池メーカーのホウビエナジー(東京都港区、沖野強一社長)は2026年3月27日、出力2MW、蓄電容量5000kWhの系統用蓄電所に販売した蓄電設備が埼玉県熊谷市で稼働したと発表した。自社開発のEMS(エネルギー管理システム)を初めて実装し、蓄電設備の設計から運用支援まで手掛けた。

3月31日には、埼玉県上里町の蓄電所で同社が納入した蓄電設備が稼働した。両事業とも発電事業者は日本蓄電開発機構で、施工はイー・トップ、アグリゲータはルーテリアが担当した。ホウビエナジーはPCS(パワーコンディショナ)、蓄電設備、EMS、受変電設備をまとめて供給した。独自開発の制御技術を活かして蓄電事業を加速させる方針だ。

同社の沖野強一社長は、「EMSの応答速度が0.01秒と速いのが特徴だ」と語る。

同社は23年12月の設立後、〝FIP(フィード・イン・プレミアム制度)転+蓄電池併設〟向けのDCリンク接続の蓄電設備や電解液の酸化還元反応を用いたバナジウムレドックスフローの蓄電設備を販売。26年度内に稼働予定の高圧蓄電所向けの出荷が複数あるほか、データセンター向けの特別高圧規模の産業用蓄電設備の案件も進行中だという。

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